平屋に引っ越して数ヶ月経った頃、柚餅子が毎日のように明け方、黄色い液体を吐くようになりました。
吐いたあとは元気。
食欲も普通にある。
病院では「空腹性嘔吐」と言われたものの、薬を飲んでも吐いたり吐かなかったりを繰り返し、
「本当に空腹だけが原因なの…?」
「別の病気だったらどうしよう…」
と、不安になる日々。
結局、完全に落ち着くまで1ヶ月以上かかりました。
その後、フードの内容やカロリー量、ご飯の回数などを見直していくうちに、少しずつ改善。
原因は、“ご飯の量”ではなく、“カロリー不足”だったんです。
この記事では、柚餅子に実際に起きたことや、我が家で試した対策、そこから気づいたことをまとめています。
マヤノ「明け方に吐くけど、元気も食欲もある…」
そんな症状に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
空腹性嘔吐とは?
空腹性嘔吐とは、空腹の時間が長く続くことで、胃酸や胆汁が刺激となり、吐いてしまう状態のことです。
空腹性嘔吐でよく見られる症状
- 吐くのは明け方〜早朝
- 黄色〜黄緑っぽい液体
- 食べたものは出てこない
- 吐いたあとも元気
- 食欲は普通にある
など。
特に小型犬は胃が小さいため、空腹時間が長くなることで起こりやすいと言われています。
空腹性嘔吐が起こる原因
空腹性嘔吐は、単純に「ご飯を抜いたから起こる」というより、
- 夜ご飯から朝ご飯までの時間が長い
- フード量が足りていない
- 胃酸が出やすい体質
などが原因で起こることが多いと言われています。
特に小型犬は、体が小さいぶんエネルギー切れを起こしやすく、空腹時間が長くなると胃が荒れて吐いてしまうこともあるそうです。
「空腹性嘔吐かも」と思った最初の症状
柚餅子の場合は、
- 明け方に黄色い液体を吐く(6〜7時頃)
- 日中は元気
- 食欲も普通にある
という状態でした。
最初は、
「明け方に吐くなら、空腹性嘔吐かも」
と思い、様子を見ることに。
実際、胡桃や杏も、空腹時にたまに吐くことがあったので、最初はそこまで深刻には考えていませんでした。
ですが、柚餅子は3日連続で明け方に吐いてしまい…。
そこで、寝る前に少しだけご飯をあげてみることにしました。
すると翌朝は吐かなかったんです。
「やっぱり空腹だったのかな?」
と少し安心して、そのまま続けてみることに。
でも、その数日後。また明け方に吐いてしまいました。
ご飯を増やしても吐く。
でも、本人はいつも通り元気。
食欲もあるし、ぐったりしている様子もありません。
それなのに吐き続けるので、
「本当に空腹だけなのかな…?」
「胃が荒れてきてる?」
「もしかして別の病気だったら…?」
と、不安ばかりが大きくなっていき…。
空腹性嘔吐かなとは思いつつも、「何か別の原因があるのかもしれない」と感じ、病院で診てもらうことにしました。


病院では「空腹性嘔吐」と診断されたけれど…
病院で症状を伝えると、診断はやはり「空腹性嘔吐」でした。
処方されたのは、「ガスモチン」という胃の動きを良くして吐き気を抑える薬。
受診した日の夜から薬を飲ませ、翌朝。
その日は吐かなかったんです。
「よかった…」
「やっぱり空腹性嘔吐だったんだ」
と、かなり安心しました。
ですが、その安心は長く続かず…。
翌朝には、また明け方に吐いてしまったんです。
そこで、少しでも空腹時間を短くできればと思い、夜食の時間を22時→23時へ変更。
ご飯をふやかしたりしながら、1週間ほど様子を見ることにしました。
「今度こそ大丈夫かな…」
と思っていたんですが、それでも吐く日と吐かない日を繰り返していて。
ここまで続くと、
「胃炎になってる?」
「本当に空腹だけ?」
という気持ちも強くなり、再度病院を受診することにしました。
薬を飲んでも、吐いたり吐かなかったりの日々
1回目の受診から1週間ほど経っても、柚餅子の吐きは完全には治まりません。
吐かない日もある。
でも、また明け方に吐く。
そんな状態を繰り返していたんです。
さらにこの頃には、緑っぽいうんちも出るようになっていて…。
「本当に胃だけの問題なのかな…」
という不安も強くなり、再度病院を受診しました。
2回目の診察では、「胃酸過多の可能性がある」とのこと。
ただ、詳しい原因は検査をしないと分からないと言われました。
とはいえ、柚餅子は吐く以外は元気。
食欲もあり、ぐったりしている様子もなかったので、まずは薬で様子を見ることに。
処方されたのは、
- ガスター(胃酸を抑える薬)
- ビオイムバスター(整腸剤)
でした。
「これで良くなってくれるかも」
と期待したのですが、受診した翌日もまた吐いてしまいました。
吐き続ける原因を探して、まず見直したこと
薬を飲んでも、吐いたり吐かなかったりを繰り返す柚餅子。
「本当に空腹性嘔吐だけなんだろうか…」
そう思いながら、フードやご飯の回数、量など、気になることをひとつずつ見直していくことにしました。
実は、柚餅子が吐き始める少し前に、フードを変更していたことも気になっていたんです。
「もしかして、フードが合ってない…?」
そんなことも考えながら、原因を探していきました。
フードが合っていない可能性も考えた
吐き始める少し前、柚餅子のフードを少し見直していて、2種類のフードを混ぜてあげるようにしていました。
- お肉系のフード
- お魚系のフード
お魚系フードは、以前食べていたものを数ヶ月ぶりに再開。
お肉系フードも、同じメーカーの別シリーズは食べたことがありました。
ただ、今回のお肉系フード自体は初めてだったので、
「もしかして、このフードが合ってない…?」
とも考えるように。
実際、嘔吐が続くと、「もしかしてこれが原因なんじゃ…?」と、いろんなことを疑うようになってしまうんですよね。
そこで、一度お肉系フードをやめて、お魚系フードだけにして様子を見ることに。
吐きが続いていたこともあり、「胃が荒れているのかもしれない」と感じていたので、できるだけ刺激が少なく、消化しやすそうなものを食べさせたいと考えていました。
ですが、それでも吐きは完全には収まらず…。
ただ、フードが原因なら、もっと下痢や食欲不振みたいな症状が出てもおかしくない気もしていて、
「本当にフードだけが原因なのかな?」
と、どこか引っかかる感じもありました。
「量は足りている」と思っていたけれど…
当時の柚餅子のフード量は、1日36g。
それを4回に分けてあげていました。
フード量は、胡桃や杏の量、柚餅子の体型を見ながら調整していて、見た目にも特に痩せている感じはありませんでした。
でも、吐いたり吐かなかったりを繰り返す中で、
「もしかして、ご飯の“量”じゃないのかも…?」
と思うようになりました。
そこで改めてフードのカロリーを確認してみると、柚餅子に必要なカロリーが足りていなかったんです。
その瞬間、
「あぁ、柚餅子、お腹空いてたんだ…」
と、ようやく全部つながりました。
本当に見なければいけなかったのは、“フードの量”ではなく、“カロリー”でした。


本当の原因は「カロリー不足」でした
実は柚餅子、お腹が空いていたんです…。
しかもは、“ご飯の量”ではなく、“カロリー不足”で。
私はずっと、
「ちゃんと食べているし、体型も普通だから大丈夫」
と思っていました。
実際、引っ越す前の実家暮らしでは、室内犬向けの低カロリー・低脂質フードでも問題なかったんです。
でも、平屋に引っ越してから、3チワたちの活動量はかなり増えました。
走り回ることも増えて、以前より明らかによく動くように。
引っ越してからは私も3チワも体重が減っていて、今思えばそれだけ活動量が変わっていたんだと思います。
それなのに私は、以前と同じ感覚でご飯量を調整していました。
さらにそのタイミングで、よりカロリーが低めのフードへ変更してしまい…。
完全にエネルギー不足の状態だったんだと思います。
また、3チワのご飯量は、
・胡桃:体重管理中
・杏:たくさん食べても痩せやすい
・柚餅子:活発でよく動く
という違いを見ながら、それぞれ調整していました。
でも今振り返ると、見ていたのは“フードの量(グラム)”ばかり。
「何グラム食べているか」は気にしていたのに、「何kcal摂れているか」までは、ちゃんと考えられていませんでした。
同じチワワでも、必要なカロリー量は全然違う。
そのことに気づいてから、カロリーが高めのフードへ変更すると、明け方の嘔吐は少しずつ落ち着いていきました。
「柚餅子、お腹空いてたんだね…」
そう気づいた時は、本当に申し訳ない気持ちになりました。
でも、足りていなかったのは柚餅子だけじゃなく、胡桃も杏も同じだったのかもしれません。
みんな、ごめんね…🙏


ちゃんと管理してるつもりだったのにね…。
小型犬のご飯量、“グラム”だけで見てはいけなかった
今回、私が一番反省したのは、
「何グラム食べているか」ばかり見ていて、“何kcal摂れているか”をちゃんと見られていなかったことでした。
犬の必要カロリーは、体重だけではなく、
- 年齢
- 活動量
- 筋肉量
- 体質
- 避妊去勢の有無
などでも変わります。
実際、我が家でも、それぞれ必要な量は全然違いました。
そんな我が家のカロリー不足の話は、こちらの記事にまとめています。


「ちゃんとご飯をあげていたつもりが、実は足りていなかった」
ご飯管理で見落としていた“カロリー”の話を書いています。
まとめ|明け方の嘔吐で気づいたこと
犬が明け方に黄色い液体を吐く場合、空腹性嘔吐の可能性があります。
柚餅子も、
- 明け方だけ吐く
- 吐いたあとは元気
- 食欲も普通にある
という状態だったので、最初は「よくある空腹性嘔吐かな」と思っていました。
ですが実際は、薬を飲んでもすぐには改善せず、完全に落ち着くまで1ヶ月以上。
我が家の場合は、
- 空腹時間を短くする
- ご飯の回数を見直す
- フード内容を見直す
- 必要カロリーを見直す
などを続けながら、少しずつ落ち着いていきました。
ちなみに今は、吐きも落ち着いたので、ご飯は1日3回に戻しています。
空腹性嘔吐対策として夜食を追加していた時期もありましたが、毎日4回に分けてあげるのは正直大変で…。
最終的には、フード内容や必要カロリーを見直したことで、3回でも落ち着くようになりました。
そして、今では以前よりウエスト周りもしっかりしてきて、マナーベルトも少しギリギリに。
体重も2.4kgになり、今のおうちでは、このくらいの体つきが柚餅子には合っているようです。


今ではウエスト周りもしっかりしてきました😊
今回のことで、「ちゃんと食べているつもり」でも、実際は足りていないこともあるんだと、すごく勉強になりました。
特に小型犬は、体が小さいぶん、エネルギー不足の影響も受けやすいのかもしれません。
ただ、「明け方の嘔吐=すべて空腹性嘔吐」というわけではなく、別の病気が隠れていることもあるようです。
- 元気がない
- 水も吐く
- 下痢が続く
- 吐く回数が増える
など気になる症状がある場合は、早めに病院を受診してください。
同じように、朝方の嘔吐で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。








